結論
記述式問題導入見送りについて、過去の誰かを責めるわけにはいかぬというのが、周辺の「空気」のようだ。「空気」の仕業と言いたいのだろう。
理由(下記3点)
- 山本七平が日本社会の非合理的な意思決定を「空気」の仕業だと説いた。山本はこの怪物が無謀な作戦を引き起こし、現代も生きていると指摘した。
- 「空気」は、いまなお健在らしい。記述式ありきで話がどんどん膨らみ、引き返せなくなった光景が浮かぶ。
- あらがう声はあったものの、それでも文部科学省は突っ走り、ことが政治問題化して、やっと見送りを決めた。
言葉の定義
山本七平(やまもと しちへい)とは
日本の評論家。山本書店店主。評論家として、主に太平洋戦争後の保守系マスメディアで活動した。
「空気」とは
まことに大きな絶対権をもった妖怪である。一種の『超能力』かもしれない。
山本七平「『空気』の研究」
